G2-MFA-867 火炎のエルグを用いた金属ミラジウム粉末の固形化手法

本稿は国立地球外生命体研究機構が保有するMFAリポジトリに保管されています。

註:本文中で言及されている単位「リットル」は、地球における単位系に換算したものです。


MFA-867 火炎のエルグを用いた金属ミラジウム粉末の固形化手法

金属ミラジウムは融点が高く、一般的な金属用の炉を使用して粉末を固形化することは通常出来ません。しかし様々な実験を経て、≪火炎≫のエルグによって加熱すると金属ミラジウムの粉末を比較的容易に固形化できることが示されました。

方法

本手法では以下の物品を消費します。

  • 大量の金属ミラジウムの粉末
  • ≪火炎≫のキューティクルを持つ妖精
  • フェアリークリスタル

ミラージュの花からの直接採取、もしくは固形金属ミラジウムの研削などによって発生した粉末状の金属ミラジウムを、200ミリリットル程度用意してください。作業は風の当たらない耐火性の室内で行う必要があります。作業中は物品が非常に高温となるため、保持のために技巧のステッキが必要です。

手順

用意した粉末を耐熱性の平たい作業台の上に一つの山を作るように容器から出してください。高熱により融解した金属をイメージしながらフェアリークリスタルを妖精に渡してください。妖精がフェアリークリスタルを受け取らなかった場合、別の妖精で試みてください。

妖精をすぐそばで待機させ、技巧のステッキを使用して、粉末を空中で一塊になるように保持してください。保持した粉末が高熱で融解している光景をイメージしながら、妖精に合図を送ってください。

多くの場合、妖精は片手で粉末の塊に触れ、その場所から金属ミラジウムが白熱しだします。粉末の大部分は高熱によって発生した気流によって飛び散り気化してしまいますが、少量の固形化された金属ミラジウムが得られます。妖精はこの作業の過程で実体を失いウィスプとなって霧散するため、再利用することはできません。

利用

固形金属ミラジウムは、マナおよびエルグの良導体として粉末状態のときよりもよく作用します。また、これ自体がある程度の強度を持った金属固体であるため、様々な妖精アイテムの作製に柔軟に活用できることが期待されます。固形金属ミラジウムは再び≪火炎≫のエルグで加熱することで軟化するほか、高い展性から、常温であってもハンマーで叩くことで容易に加工ができます。

【利用例1】整形した≪火炎≫のスフィアを固体金属ミラジウムの棒材の先端に取り付けることで、スフィア本体に直接手で触れることなく安全に≪火炎≫のエルグを扱うことができます。