宇宙からのメール解読される 外命研が発表

G2-Article-1 67年10月11日 天文学

地球外生命体からの信号とみられる電波の解読結果を国立地球外生命体研究機構の研究グループが発表した。この信号は、宇宙で遭難した知的生命体が近隣の宇宙空間に向けて送信した現況報告であるという可能性が強まっている。電波は、先月3日から10日にかけてヘルクレス座・かんむり座グレートウォールの方向から発せられていた。

解読された「画像データ」の一部

信号は約1時間の長さの送信単位を繰り返したもので、9月3日10時8分より、1週間にわたって計171回反復して送信されていた。送信単位にはメッセージ、画像データ、辞書および未解読の部分が含まれ、送信単位同士は約5分の空白で区切られていた。

電波の受信タイムライン
「辞書」の項目の一例

惑星開拓の様子を伝える「メッセージ」本文

次の文章は「メッセージ」の内容を研究グループが意訳したものである。

我々の祖なる星は天体の影響で住めなくなった。
我々の一部は無数の隕石に乗り宇宙に散らばった。

我々は居住可能な惑星を発見し、近傍の仲間とともにその惑星に突入した。
その惑星の環境は祖なる星と似通っていた。
その惑星は未知の生物や現象で満ちていた。

この惑星には我々が妖精と呼んでいる特筆すべき生物がいる。
妖精は蝶の翅が生えた小さな人型の生物である。
妖精は友好的で、未知の作用により異常現象を発生させる。
我々は妖精の研究所を設立し、妖精の能力を探っている。

研究グループは、「ヘルクレス座・かんむり座グレートウォールの方向にこの電波の発信源を探したが、 少なくとも地球から2億光年の範囲にはこの電波の発信源となりうる天体は見つけられなかった」と説明。別のメンバーは、「我々がタイムマシンを開発しない限り、 このメッセージに返信することはできないだろう」との見解を示している。


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